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五十嵐吉彦過去掲載作品(右枠上)

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◆五十嵐吉彦
 水彩スケッチ画の世界◆

輝くイチョウ(横浜開港資料館前広場)水彩スケッチ画/F4 五十嵐吉彦

毎年11月初旬〜12月上旬は紅葉・黄葉のシーズンであり、特にイチョウの黄葉風景をよく描く。この作品は横浜開港資料館前の広場であるが、横浜では早く黄葉するので11月上旬に描いた。この時期にはスケッチ愛好の方々もよく集まり、このイチョウを入れた風景をよく描いている。初期の拙著にもこの場所を描いた作例がよく出てくるが、今回は久々に描いた。今回は縦構図として黄色に輝く銀杏のボリューム感を出した。尚、小生の昔の水彩スケッチ作品は線+淡彩として色が淡いのが主であったが、現在は線+水彩として色彩の明度巾を広げ、明暗・濃度巾を広げて、風景により深みを出している。

 

輝くイチョウ(横浜・日本大通り)水彩スケッチ画/F4 五十嵐吉彦

この日本大通りの作品は先月11月中旬に描いた。この神奈川県庁のある横浜・日本大通りのイチョウ並木も有名であるが、イチョウ全体が完全に黄色に輝くのはいつも11月末〜12月初旬である。その時期になると外で描いているととても寒いが、黄葉が光輝く光景に感動 し、その感動を集中して描いていると寒さも忘れてしまう。そして寒さで絵具が乾かないのがまた自然に水彩のにじみ、ぼかしとなり、雰囲気のある作風となった。イチョウ(銀杏)は樹木としては長寿であり、花ことばは「荘厳」、「長寿」である。皆様と共に楽しくイチョウを描き、共に長生き出来れば有難いと思う。


輝きの水彩スケッチの魅力!

★ 屋外に出かけて行き、心引かれる風景の中に身を置いて、光や風を感じながら、その感動を短時間で描き上げる過程は、心身ともにリフレッシュでき楽しいものです。
★ 携帯に簡便で、手ごろなF4サイズ(33x24cm)のスケッチブックを基準に、鉛筆やペンの線を生かして、スピーディにスケッチしましょう。
★ そして透明水彩絵具で彩色し、その爽やかな発色に加え、紙の白地を生かすことにより光の輝き感を出しましょう。その光が絵に輝き感を表わした時、水彩スケッチの感動は制作の楽しさと、完成の喜びに変わってゆきます。
★ さあ、皆さんと輝きの水彩スケッチを楽しみ、感動を共有しましょう。

●掲載の絵、写真、文章には著作権がありますので無断転載、複製を禁止します。

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