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◆五十嵐吉彦
 水彩スケッチ画の世界◆

曇日のレインボーブリッジ  水彩スケッチ画/F4 五十嵐吉彦

お台場海浜公園からレインボーブリッジを久しぶりに安定的な定番構図で先月描いた。当日は暑い日ではあったが、グレイ色のどんよりした雲に覆われた曇空であり、雲の間の薄日で海面が少し光っていた。
今回は橋だけの作品であるが、橋の位置をやや下に位置し、空の空間を広く取った構図で、曇り空の情景を表現したので、定番構図ながらも雰囲気が出せた。

 

輝く水カンナ(田園調布にて) 水彩スケッチ画/F4 五十嵐吉彦

旧田園調布駅舎の建物はよく描いているが、その旧田園調布駅前から放射状にある銀杏並木の左側奥に宝来公園という名の公園がある。
その池に生えていた大型の水性植物「水カンナ」を先月描いた。
右上からの光で大きな葉が輝き、その葉の輝きを描いた。尚、この水カンナの花ことばは「堅実な未来」という。そうありたいものだ。


■上記の水彩スケッチ画の技法はペンの線+透明水彩で描いた「ペン彩画」です。
 このペン彩画で描いた第24回Jpen「日本ペン彩画会展」が今月11月11日(月)〜17日(日)
 横浜・みなとみらいサブウエイギャラリーにて開催されます。

輝きの水彩スケッチの魅力!

★ 屋外に出かけて行き、心引かれる風景の中に身を置いて、光や風を感じながら、その感動を短時間で描き上げる過程は、心身ともにリフレッシュでき楽しいものです。
★ 携帯に簡便で、手ごろなF4サイズ(33x24cm)のスケッチブックを基準に、鉛筆やペンの線を生かして、スピーディにスケッチしましょう。
★ そして透明水彩絵具で彩色し、その爽やかな発色に加え、紙の白地を生かすことにより光の輝き感を出しましょう。その光が絵に輝き感を表わした時、水彩スケッチの感動は制作の楽しさと、完成の喜びに変わってゆきます。
★ さあ、皆さんと輝きの水彩スケッチを楽しみ、感動を共有しましょう。

●掲載の絵、写真、文章には著作権がありますので無断転載、複製を禁止します。

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