(コラム48 )

近くでも一人静かに楽しめる水彩スケッチ

 <五十嵐吉彦 2020年3月12日>

新型コロナウイルス感染情報及び対策情報が連日大きくTV等で報道されている。
2月末ダイヤモンドプリンセス対応問題がクローズアップし連日報じられ、先ず飲食を伴う会合、懇親会は感染恐れありと報道されると、水彩スケッチの五十嵐教室関連は3月が 展示会及び打上げ懇親会が多くあるだけに、ちょっと早めの決定であったが、まず3月中の懇親会の会合を皆様の安全確保の為殆ど中止とした。
続いて政府からスポーツ及び文化的イベントを3月8日まで中止又は延期の要請が出たので、今度は水陽会関連の展示会は3月上旬から4月上旬開催予定展はすべて中止とした。
この1年間皆様が一生懸命に描いた作品の成果発表展の中止は大変残念であるが、来場されるお客様、会場スタッフの安全確保の為には、やむを得ない対策と思っており、早い終息を祈るばかりである。(尚その後、政府は3/8→3/20迄延長要請発表)
この様にコロナウイルス対策の為、講座、展覧会、打上げ・懇親会等すべて中止し、出来るだけ人が集まる所に出かけるのを控えるとなると、主として自宅でどう過ごすかということとなる。幸い皆様には、水彩スケッチを描いて生きがいある時間、生活、人生を過ごすという楽しみを持っている。この時期は遠出や人が多く集まる場所を避けて、近所で静かな人が少ない公園などで1人描くのもよい。また、身近な花や、花瓶など組み合わせて部屋で描くのもいい。
小生は近所で描きにいくのは「四季の森公園」、「寺家ふるさと村公園」などの広い公園だ。四季折々に変化があり、スケッチには何度描いてもよい。空いているだろうと思って「四季の森公園」に行くと、普段平日は空いている駐車場は何と満員だ。公園に入ると広場では子供たち中心にファミリーが遊び、奥の池周辺には三脚を立てたカメラマンが大勢並んでカワセミを狙っていた。小生は静かで、誰もいない水車小屋の上から1人描き、1枚仕上げた。皆様もストレス発散、気分転換にいい天気の日は近くの公園などで1人静かに描くといいと思う。
下は今週描いた「四季の森公園・水車小屋」と「クリスマスローズ・花」

  

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