コラム100「コラム100」を迎えて

  2024年4月1日 五十嵐吉彦

このコラムも今回で100回を迎えた。最初の「コラム1」は2006年3月掲載であり、19年も続いた。初めは年に数回の掲載であったがコロナ禍が始まった2020年から外出も制限された為、皆様とコラムを通じての繋がりがあればいいと思い、月1回のペースで掲載する様に務め100回になった。
スタートした時の「コラム1」は『輝きの水彩スケッチで、感動の人生を!』とのタイトルで冒頭には「私の描く水彩画は風景スケッチ主体ですが、その歴史的建物や自然の風景に感動し、眼でよく観察し、手と頭を使い、光と風を感じ、光と影を生かして真っ白なスケッチブックに作品を創造してゆくものです。描いている時は何もかも忘れて集中し、作品水準が向上すれば満足し、健康にも大きな効果を与えてくれます。私は水彩スケッチを通じて、皆様に健康と生きがいのある感動人生を送って頂きたいと願って、水彩スケッチの普及活動を実践している水彩画家です」と書いている。
いま振り返ると、この基本は19年後の今現在も変わらぬ思いであり、皆様と共に水彩スケッチを楽しみ、感動の人生を過ごして来られた事に感謝を致したい。

このコラムには政治、経済、宗教の事は書かず、もっぱら水彩&ペン彩スケッチ画と健康生きがいに関する事に絞ってのコラム内容に徹した。
集約すれば(1)水彩スケッチ画を描く技法関連、即ち「線・色・光」関連、(2)描き、発表する楽しさとその効用、即ち感動を伴う「健康・生きがい」関連、そして(3)続けることの大切さ、即ち「継続は力なり」「積み重ね」、また「心の持ち方」等になるであろうか。

水彩スケッチを描く事はアナログであり極めて大切であるが、この「コラム1〜100」までの間に一般生活はデジタル使用に大きく変化し、パソコン、スマホなどデジタル機器を使いこなさないと生活できない環境となった。小生のパソコン(PC)もその間に数台変わっているが、現在愛用PCも少し動きが悪くなってきて交代が必要となってきている。この為この「コラム100」を機に、少し「コラム」は休憩させて頂きたく思う。また状況が整えば適時掲載してみよう。 いままでのご愛読ありがとうございました。

「コラム100」を迎えて

水彩・ペン彩スケッチで自然の四季と人生の四季を楽しもう。

*左の作品は横浜・岸根公園の満開の桜で昨年に中央付近から描いた。


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