(コラム47 )

皆様に感謝!! 水彩スケッチ講師生活無事20年。

<2020年1月1日・五十嵐吉彦>

2020年(令和2年)。明けましておめでとうございます。
2020年元旦は感慨深いものがある。それは小生が60歳で企業生活を終え、第2の人生を 水彩スケッチ画講師としてスタートを切り、無事に健康で講座を休む事なく今日まで20年続けられ、そして本年に80歳を迎えるからだ。
これは五十嵐吉彦・水彩スケッチ教室に過去所属された方々、現在所属されている方々、 また画会や水陽会グループの仲間の方々、そしてこのホームページや、展示会を見て頂いている水彩・ペン彩スケッチファンの方々、更には陰で支えてくれた家族、すべての皆様のお蔭であると深く感謝致します。

10年前2010年のこのコラム23で「小生は自分の人生目標として、30年毎の人生、即ち30歳までは勉強の時代、60歳までは企業人時代、60〜90歳までの30年間は水彩時代と人生目標たてていた」と書いている。90歳までの目標まであと10年ある。100年時代と言われる時代となりあと20年も夢ではない。お蔭様で小生提唱のF4サイズでの水彩&ペン彩スケッチ画は簡便サイズながらも奥が深いので、年をとっても苦にならず、最近益々描くのが楽しくなってきた。それは風景でも静物でも人物でもスケッチの対象物がよく見えてきたからだ。昔の作品に較べると彩色の明度巾(トーン)が広くなり、切り取る構図も変わり、更に描くスピードも向上している。加えて自然の変化、光のすばらしさに対し以前に増して感動する様になった。

いま小生自身80歳と言う感覚はない。いつまでも青年の気持ちでいる。肉体的健康は誰でも同じで衰えていくもので避けられないが、精神的健康、即ち心と気力は水彩スケッチをしている事で衰えず、健康でいられるのであろうと思う。さあ本年も皆様と共に「水彩スケッチを描き、感動し、生きがいをもって人生を生きよう!」本年もよろしくお願い致します。

輝くポルトフィーノ<イタリア>2019