北軽井沢の秘瀑と言われる「浅間大滝」を現場で描き上げた作品である。滝の近くまで行き、岩の先端に座って描いたが、ここは夏でも25℃程度と涼しく、あまり人も来ない。 滝の音を聞きながら、水の流れをよくながめ、時間が経つのも忘れて描いた。 硬い岩の所や木の枝はペンを使用し、水の流れのところは紙の白地を生かして柔らかく描き、白のダーマトグラフ鉛筆も少し併用した。滝と水の流れ、そして包み込む光を表現した。 |
夏の日の夕刻、少し雲に覆われていた浅間山がブルーの色に変わり、左からの残照が美しく輝いてきた。この浅間山は時間の変化と共に色合いが変わる。今回は定番構図ながらも、夕刻で少し深みが出てきた夏の山のブルーと手前の芝生のグリーンを意識して描いた。 |