この作品を描いたのは6月初めであり花菖蒲が咲き始めた頃の良い天気の昼下がりであった。太陽の光が左から射し、緑の樹々と木製の渡り橋(八ツ橋)が光っている所で描いた。花菖蒲はまだまばらであったが、緑が美しく満喫できた。
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この作品は2週間後に上記の描いた場所の反対側から描いた。 花菖蒲の間に渡る八ツ橋が少し登りになっているので、そのステップの厚みがよく見える。この日は曇り空であったが時々薄日が射し、鶯も綺麗な声で鳴いていた中でのスケッチであった。光はやや右上からの柔らかい順光であり、上記作品と比べれば輝き感が少し柔らかい。 現場の状況によって作品の雰囲気が変わるのも水彩スケッチの楽しさである。