八王子・多摩ニュータウンの長池公園にある長池見附橋がある。
この見附橋のある風景は左右、上下から少しずつ変化させて何枚か描いているが、この作品は、先月4月の薄曇りの時に爽やかな風に当たり乍ら描いたもの。このHPのコラム77で述べた如く3分割法に当てはめれば主役の橋は画面の1/3の所に持って来ている。尚、小生過去作品で2014/7と2018/3と今回で4年毎にこの見附橋の作品を掲載しているが、描いた位置が少し変わり、橋の後の建物が変わっている。サイズF4。

この長池見附橋は現存する鉄製アーチ橋では日本最古であり国の登録有形文化財である。この為、この歴史あるアーチ橋を記録として水彩スケッチで残そうとの目的であれば、このように橋全部を入れた構図として橋の存在を見せてもよい。ただ記念、記録として描く場合は平凡な構図となる場合が多い。この作品の場合は、手前に生えていた草をラフな描き方で入れ、３分割構図＋逆遠近法でまとめた。　サイズF4
　＊この作品は2016年に描いたもので、今は手前の草は刈られてなくなっている。