水彩スケッチ画、特にペン彩スケッチ画は建築や船など構造物を描くには向いている。今回ペン彩画の基本に戻って、歴史建築を光と影を生かして描いた作品紹介しよう。横浜には歴史西洋館が多い。その中で 代表的なのは「横浜港が見える丘公園」内に建つ「イギリス館」がある。小生は昔からスケッチをする皆様と共に、角度を変え、構図を変え、四季折々描いてきた。この作品は定番構図であるが、描きはじめは空が暗い雲に覆われていたが、急に晴れ間が見え光が射してきた時に光を生かし現場でスピーディに描いた。 |
この西洋館は横浜のテニス発祥の地に建つ西洋館で<山手68番館>である。この作品は建物のある左側から描いたが、やや中央前方、また後方より、そして右側からも描いた。この作品は少し柔らかトーンで描いた。 |
この西洋館はイギリス館と同じ敷地の「港が見える丘公園内」に建っている横浜・山手111番館である。この西洋館は後ろ側の右側から描くのが定番構図であるが、この作品は手前に大きく茂った棕櫚(しゅろ)の樹を入れて後ろから描いた。 |