( コ ラ ム 32 )

「生涯スケッチ、生涯青春」

五十嵐 吉彦(2015.1.1)

 明けましておめでとうございます。
先ず、昨年2014年中に開催した小生関連の展覧会にご来臨頂いた皆さま、またスケッチ旅行にご参加頂いた皆様、そしてこの五十嵐吉彦ホームページをご覧頂いた皆様に厚く御礼申し上げます。本年も何卒ご支援の程よろしくお願い申し上げます。

2015年の新年を迎え、小生の講師生活も満15年となり節目の年となりました。2000年の最初の講座で受講生の皆様に配布した資料には、小生の講師モットーを色々書いていますが、 その中でも「継続は力なり」、「忍耐と努力、希望と努力」、「スケッチで若さを保つ」とのモットーは今でも変わりません。 また「人生昔は50年、今は90年時代。これからの長い人生を、手軽で、心豊かに、生涯楽しめ、継続できる知的趣味、それは水彩スケッチと思っている」とも書いており、この言葉も今も変わらず、水彩スケッチを描く皆様と共に、小生自身も実践し、体験してきた15年であり、お陰様で健康で、心の若さを保ち、新年を迎えることが出来ました。

今は人生100年の時代と言ってもいいですが、小生の90才までの目標までまだ15年あり、丁度中間の通過点となりました。この15年間、水彩スケッチに絞り、自分自身で描き、講師として指導し、展覧会やスケッチ旅行をし、一生懸命、夢中に過ごしてまいりました。
そして小生提唱のコンセプトは自分自身での15年の体験からも、F4サイズの手軽なサイズ主体に、四季を通じて描き、継続し、心豊かに、若さを保ち、過ごすことが出来きたこと、また賛同頂いているスケッチ画友の方々、仲間の方々が大勢居り、心強く、間違ってはいなかったと自負し、嬉しく思っています。

スケッチは何といっても夢中で描いているときが、最高に至福の時であると思います。
「一生青春、一生修養」との言葉がありますが、小生の場合は「一生スケッチ、一生研鑽」、が目標であり「生涯スケッチ、生涯青春」と言ってもよいでしょう。 水彩スケッチはペン彩スケッチを含め簡便ではありますが奥が深く、極めるにはまだまだ描かねばなりません。 

2015年の年頭に当たり、小生は更に描く努力を継続すると同時に、もっと多くの皆様にも 水彩スケッチの楽しさ、素晴らしさ、そして何といっても、スケッチを続けて心の若さを保つ様に伝えていきたく思っています。

「生涯スケッチ、生涯青春」

コラム目次へ