( コ ラ ム 23 )
新たな10年のスタートにたって
五十嵐 吉彦(2011年1月吉日)
このコラム欄を半年休憩したが、2011年のスタートと共にまた再開しようと思う。
小生は自分の人生目標として、30年毎の人生、即ち30歳までは勉強の時代、60歳までは企業人時代、60〜90歳までの30年間は水彩時代と人生目標を立てていた。
企業人時代は写真と画像関連の仕事で一生懸命に働きながらも、休日の時間を割き水彩を描き、60歳からの第2の人生をどう生きるか考えていた。そして90歳までの第2の人生は水彩スケッチ画で頑張ろうとの目標を立てた。
企業人を卒業した2000年には、目標通り水彩画家及び水彩スケッチ講師として活動を開始、同時に水彩スケッチ画の普及活動も開始して10年が経過した。
お陰様でこの10年間、健康で、皆様のご支援にささえられ、水彩画家としての活動を行う事が出来た。同時にF4サイズスケッチブックを基準とした、簡便ながらも奥が深い、新しい水彩スケッチ画分野を広める講師活動をして、関東主体に広がり始めている事は大変うれしい事であり、ご賛同、ご協力頂いた皆様に大変感謝している。
小生の人生目標の90歳まではまだ20年あり、本年2011年はその通過点ながらも、
先ずは実活動可能の80歳までの10年の目標のスタート年としたい。もちろん、聖路加病院の日野原先生の如く今年満100歳を迎え、まだ現役で活動されている大先輩を見習って100歳まで元気に生きる目標に上げてもよいが、先ずは当初の目標である90歳まで生きる実現に向け、これからの20年の10年毎を先ずは計画していきたい。その意味でも、2011年は講師として実活動可能の10年間のスタートに立ったといえる。
小生の基本コンセプトはこのコラムで何度も書いているが、水彩スケッチ画を描いて
生涯元気に生きがいをもって生きることだ。第一人称として自分自身の成長、第二
人称として水彩スケッチ愛好者の皆様が水彩スケッチ画を描き、楽しみ、交流を図り、一歩一歩向上しながら、生きがいをもって心豊かに生きて頂くこと、そして第3人称として少しでも社会に貢献してゆく事である。
今、五十嵐教室関連グループの1年間の成果発表展が順次開催されつつある(What’sNew及び展覧会項目欄参照)。 その中で4月上旬には小生主宰の第10回「水陽・青葉会展」があざみ野・横浜市民ギャラリー1Fにて開催される。本年は水陽会10周年記念の為、同時期、同会場2Fにて水陽会の研究会である「水陽・緑樹会」に所属する講師の方々の「水陽・高枝会」展も開催し、作品はがきを販売するチャリティ展も行う予定だ。
これも新たな10年に向けての10周年記念展であり、ぜひご高覧頂ければ幸甚である。
新たな10年のスタート年に当たり、今後ともよろしくお願いいたします。
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