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「2009後半水彩スケッチ展コメント」

五十嵐 吉彦(2009.9.20)・2009.10.19加筆

 この小生ホームページのWhat’s Newにて紹介していたが、本年後半の小生作品出品の主要展覧会について、少し解説します。先ず、この4つの展覧会に共通する淡彩&水彩スケッチ画のコンセプトは、鉛筆やペンによるスケッチの線、光は紙の白地と、透明水彩の爽やかさを生かし、サイズはF4(24x33cm)を基準とした簡便サイズながらも質の高い、新しい感覚の水彩画であり、新しい水彩スケッチ分野の創造と言えます。その中で下記展覧会にはそれぞれに特徴がありますので、下記少しコメント致します。
(1)9月開催:第8回「日本スケッチ画会」展  案内状
    2009.9.21〜9.27 於:京橋・ギャラリーくぼた
 この画会は2002年水彩アーチスト西丸式人・水彩画家五十嵐吉彦が中心になって発足し、毎年9月に開催し今回第8回展を迎える。上記コンセプトの水彩スケッチ画を会員・会友の作家が各々の個性を活かして幅広い表現で描いた作品が展示され、大変参考になる。入場者も年々増加し、最近1〜2年は3000〜4000名と大勢の入場者で賑わっています。 *上記第8回展は約4000名の入場者があり盛況裡に終了しました。
(2)10月初旬開催 :「五十嵐吉彦」水彩スケッチ画展  案内状
    2009.10.1〜10.13 於:新宿 ギャラリートーニチ
 2009年度五十嵐吉彦の個展です。F4サイズ作品を主体にはがきサイズまで含め約80点の水彩スケッチ画を展示します。出品作品は本年4月に訪れたスペインと6月に訪れたイギリス・コッウォルズが主体ですが、それまでに訪れた欧州でも未発表の作品も数点出展します。また、国内作品では船のある風景を主体に水辺風景、また花の作品も数点展示す る予定です。*上記五十嵐個展は約1500名の入場者があり盛況裡に終了しました。ご来場頂いた皆様に感謝申し上げます。
(3)10月中旬開催:水彩スケッチ「水陽・高枝会」展
       <水陽グループ講師によるミニ・チャリティ展> 案内状
    2009.10.20〜10.25 於:表参道ギャラリーけやき
 五十嵐吉彦主宰の水彩スケッチ「水陽会」傘下の研究会「水陽・緑樹会」に所属し、各自主宰教室又は各方面のカルチャーにて水彩スケッチ画の指導・活躍をしている講師の方々のミニ・チャリティ展です。この水陽会の基本コンセプトは上記と同じですが、主として中高年の方々が生涯、元気に心豊かに過ごして頂こうとのコンセプトで指導をし、普及活動をしています。今回は会場も狭く、作品数が少ない為<ミニ・チャリティ展>として講師の展示作品及び作品はがきを販売し、その売上の一部を日本YMCA同盟に寄付致します。
(4)11月開催:第9回「ペン彩画会展」
    2009.11.18〜11.22 於:横浜関内 ギャラリー彩光
 横浜でペン彩スケッチ画家の五十嵐吉彦・秋山信夫が中心となり誕生した画会展で今回で第9回展を迎えます。コンセプトは上記と同じながら「ペン」を使用し、そのペンの線を活かし透明水彩の爽やかさを活かしたペン彩スケッチ画を描いている会員・会友の展示会です。日本スケッチ画会とは協賛関係にあります。以上

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