( コ ラ ム 40 )

水彩スケッチ作品をもっと鑑賞しよう!

五十嵐 吉彦(2017.1.1)

 明けましておめでとうございます。
今年の2017年でこの五十嵐吉彦ホームページ(HP)も10年続きました。
また、小生の水彩スケッチ画入り年賀状も30年続き節目を迎えました。

 小生は、学生時代、会社時代、講師時代を通じて絵画(特に水彩画)と画像(写真)に携わり、現在まで約70年「継続は力なり」を実践してきました。特にここ30年は水彩スケッチに絞って描き続け、水彩スケッチを通じ健康で生きがいある人生を歩んでこられた事に感謝である。
これは家族をはじめ、教室の皆さん、また水彩スケッチ画友・グループの皆様のご支援があったからこそであり、新年にあたり、厚く感謝申し上げます。

 この五十嵐HPのスタート時に掲載した「コラム1」のタイトルは「輝きの水彩スケッチで、感動の人生を!」となっている。この方向は今も変わらない。年賀状については2007年1月のコラム4で「水彩作品入り年賀状20年」とのタイトルで書いているが、更に10年続け30年となった。
前のコラムにも書きましたが、現場で描く風景水彩スケッチ画は、「ART」であり、また自分の頭に「記憶」として植え付けてもいる為、この「ART価値」と「記憶価値」の両面を兼ね備えている価値ある作品と言える。年1回ながらも、年賀状に掲載した作品だけでも眺めていると、その時の様子が蘇ってきて楽しく、記憶価値がある。
小生の年賀状作品は、このHPでは掲載していないが、今年は30年続いた年賀状の節目記念として、過去5年間の小生年賀状に掲載した作品をトップページで紹介、掲載しよう。

 毎年描いた小生作品は展覧会や個展に出し、あるいは年賀状、画集、またこのHPに掲載して 発表し、鑑賞して頂いている。さらに自宅の室内に飾って、自分自身でもいつも眺め鑑賞している。そして年末や、展覧会終了後の節目のときに、最新の作品に取り替え、新たな気分で鑑賞する。すると部屋の雰囲気も変わり、鑑賞眼も肥えてくる。

 五十嵐教室関連展、また水陽会グループ関連展も1月〜4月に開催され、もうすぐスタートである。いつも講座での講評で申し上げている如く、構図はどうだろう。線スケッチは? 形は? 彩色は?、そして明暗のバランスは? またこの場所はいいね、等、展示会の作品も自分なりに鑑賞してみよう。そうすればもっと鑑賞眼も上がり、それに伴って自分の作品レベルも上がっていくと思う。そうすれば展示会に出かけるのも、また楽しく、勉強となる。

 HP開設10年、年賀状継続30年の節目にあたり、発表、飾る、鑑賞について考えてみた。

水彩スケッチ作品をもっと飾り、もっと鑑賞しよう!


   以上    

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